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think big start small

経済学者を目指す大学院と証券アナリストのわらじをはくひと

small world

世界中誰だってと夢の国で騒いでいるが、世の中本当に狭いと感じた。

small world理論とは、実際アメリカで手紙を手渡しで渡したところ、平均して6、7人目の人にして会えたという話である。

スモール・ワールド現象(スモールワールドげんしょう、small world phenomenon, small world effect)は、知り合い関係を芋づる式にたどっていけば比較的簡単に世界中の誰にでも行き着くという仮説である。あえて日本語にすれば(広いようで)「世間は狭い」現象である。

この仮説は社会心理学スタンレー・ミルグラムが1967年に行ったスモールワールド実験 (small world experiment) で検証され、その後この仮説をもとに六次の隔たりという有名なフレーズが生まれた。この実験ではアメリカ合衆国国民から2人ずつの組を無作為に抽出し、その2人がつながっている場合には、平均すると6人の知り合いを介していることを求めた。

しかし、30年以上たった現在でも、均質化されていない(heterogeneousな)ソーシャルネットワークの間においてはどうなのか(前記「世界中の誰にでも」の類)、いまだに決着がついていない。その種の実験は、ミルグラムの論文以来ほとんど行われてこなかった。

学者目指すのに引用はwikiという雑さはさておき、事の発端は、とあるスーパー。そこの納豆がおいしいと聞きつけたのであるが、売り切れ。そこに、SNSでお願いしたところ、なんとブログに納豆がおいしいと書いてた人がいると情報を手に入れ、友人を何人か介して試食させていただいた次第。

これを機にネットワーク理論に転向しようかなと思うほどの衝撃である。

 

戻ると、ただ、均質化されていないのかどうかが問題である。ネット上の炎上とは違うと思う。

ところで、ネットは社会の意思をも形成することがある。どこやらの王様の息子さんが補聴器をつけているとやら、娘さんが発達障害とやら、事実ではないにしても、一定の視線を作ってしまう。そのバイアスで見る結果、マーケティングの失敗でよくあるようにデザインがださいという評判をネットで耳にして、実際、実車をみるとださいと思ってしまうのである。

一方で、政府の1次発表は、どこやらの国では、大本営発表という名の戦果が盛んに宣伝され、原発が非常事態がシミュレータで予測されたにもかかわらず、直ちに影響はないたら、そもそも事実を隠蔽していたり、政権が代わっても完全にブロックされているなど言っている。こともあってか、政府の発表は信じられないという経験もあるのかもしれない。一種のエージェンシーコストであろう。

 

余談であるが、心理学の領域なのかもしれないが、詳しくは存じ上げないが、人々の思いは自分それぞれに自由に考えていると思いがちではあるが、結構、商品を買わされているということは実感するのではないか。実際話題だから買って、読んでいない本や着ていない服は山ほどある。

また永久債のDCFについて原稿を予定していたが、またにする。