公的年金問題と確定拠出年金
年金というと老齢年金を思い浮かべるであろう。
物価に連動した年金を終身もらえることは非常に有利に見えるが、昨今の年金財政の逼迫を受け、マクロ経済スライドや年金額改定のルールを見直す方向が次々と打ち出されている。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbef/3/0/3_0_79/_pdf
資産配分の状況 まず日本の DC の資産配分です.これは企業年金連合会 のホームページに掲載されていますが,元本確保型が 5 割 を超えています.元本確保ということは,当然ながらリ ターンは薄いことになりますので,長期投資を考えた合理 的な判断からすればバイアスがあるように思われますが, かなり多くの方がこういうパターンを取っていらっしゃい ます.これも一つの非合理性ではないかと思います.
ここにおいて、今月からDCとか確定拠出年金と呼ばれるものが全国民が加入できるようになった。これは画期的。
しかし、投資教育は進まず、手数料が高い金融商品が出回り、結局は預貯金という結果になっているようだ。
個人的には、ターゲットイヤーファンドもいいが、自分でリバランスして、年金のポートフォリオを調整して、インデックスファンドを利用すればいいと思っています。