そもそも銀行のビジネスモデルは可能なのか
金融庁レポートを読んでいたら、こんな一節があった。
金利低下が継続する中、短期で調達し、中長期の貸出・証券運用を行うビジネスモデルの持続可能性
といったことや、
国債市場の低流動性や異例に低いタームプレミアムの中での金利変動リスク
過去との比較において特に高い伸びではないが、不動産向け貸出(アパートローンを含む)を含めた与信の集中リスク
である。
この異常なマイナス金利を続ける日銀の姿勢が変わらなければよかったが、トランプ相場で金利は上昇中である。
ということは、短期で借りたお金を長期で運用するというイールドカーブを利用した融資はしにくくなる。
いまイタリアの銀行の金融不安があるが、結局は付けは国民の税金である。ビジネスモデルを今変える時ではないか。