think big start small

経済学者を目指す大学院と証券アナリストのわらじをはくひと

株主優待

日本的経営のひとつに、個人向けに自社商品をあげている、株主優待がある。

株価の変動リスクを背負ってまで、株を優待目的で持つべきとは決して思わないが、それでも、株が権利落ちの前の日に上がることを見ると、そう考える個人も多いようだ。もちろん配当を狙っているケースが多々あると思うが。

株主優待で代表的な銘柄は、航空会社だ。半額で飛行機に乗れちゃうのだ。もちろん、空席で飛ばすより、航空券を1枚でも格安で売ったほうがお得だ。

ただ、JALのように破たんしてしまうリスクもある。少なくとも、忙しい正月とかお盆まで使えるのは、やりすぎな気がする。JALの半額券で、正月の飛行機乗れたら、一体いくら利益が出るのだろうか。

株価が異様に優待目的の個人に買い支えられることもある。マクドナルドだ。これもそこまでして、無料券を配ってどうするんだと思うが。

いろいろと思う次第。

どうしても株主優待がほしければ、金券ショップで買えばいい