投信ってどうよその2 比較対象と信託財産留保額とFoFs
ただ、投信のベンチマークとしては、TOPIXの単純な指数ではなく、配当込のすべきである。理由は簡単。投信もTOPIXも配当を得ているから、単純なTOPIXをベンチマークとすると、配当の分だけ良い成績に見えるからである。
あと、投信には、信託財産留保額という解約時の手数料がかかることがある。
これも、投信の資金の過度な流出防止となるが、実態は、ファンド成績を手数料でよくしようと思われるものまである気がする。
あくまで憶測です。あと、売買手数料がかかるから、解約する投資家が売却手数料を払うべきという主張ももちろんあるが。
FoFsという商品もある。
投信の投資対象が投信なのだ。こんなの手数料の2重どりではないか。
ファンドラップなるものもそんな臭いがする。
バンガード投信のように、投信が保有している会社まであるが、バンガードはとてもコストが安いので、形態はどうであれ投資家としてはよい。
アクティブファンドがいいか、インデックスファンドがいいかという問題がある。
投資家としては、コストが安いインデックスファンドがいいし、プロが運用するといっても所詮サラリーマンのファンドマネージャーなので、コストを上回る成績は期待できないと思う。